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やさしさを「強さ」に変える心理学(加藤締三著)

「やさしいが弱い人」

 自分のことだぁ~と思った。

「自分の意思がない人」

 そうそう、こんな自分が嫌いなんだ。

「感情的恐喝」
 
 友達との付き合いになじめないものを感じていた・・・。 
 他人からいいように扱われてる、都合のいい人にはなりたくない、と思っていた。
 だから、その友達との接触をかなり意識的に避けていた。
 やさしくて弱い自分は、周りから感情的恐喝にあっていただけなんだ。
 苛められていたんだ。 
 つけこまれていただけなんだ。

 そして。
 私は子供を苛めていたのではないか。
 夫を苛めていたのではないか。
 「弱い自分」をさらけだして。
 それはある意味「感情的恐喝」なんじゃないか。
 いや、神経症的な自分は、家族を傷つけてきたのではないか。
 自分にとって一番大切なものなのに。
 

「あなたは弱いから苛められる」と正面切って言われて、すっきりした気分。
生き方Howto本を何冊もよんだけど、どうも精神論的だったり、小手先だったりで素直に受け入れられなかった。
この本を読んで、なぜ自分がこんなに苦々しい思いをして生きてきたのか、が紐解かれた気がする。
苛める人の心理が詳しくわかったし、苛められる人の心理もよくわかったし。
今までの自分がわかれば、次にどうすればいいのか考えられる。
うまくいえないけれど、少しは変われそうな気がする。

いい本に出合えたことに感謝。
落ち込んだときにまた読むだろう。
by tsunotarou | 2005-05-14 01:04 | books
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